古由青果は和歌山の新鮮な果物をいつもお届けします。

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江戸末期から和歌山でみかんだけで始まりました。

初代古由青果株式会社の創業は江戸末期です。
古田松太郎という初代は、当初リヤカーを引っ張って焼き芋を売っていました。
それから店舗をかまえるまで成長させて、八百屋をはじめました。
今の古由青果の由来は、初代の古田松太郎さんのニックネームが由松だったらしく、それから古由(ふるよし)と呼ばれるようになったようです。
松太郎さんには娘しかおらず、富次郎さんを養子にもらいました。
その二代目富太郎さん、田舎ではちょっとした伝説の人だったのです。


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二代目は伝説の人?!

二代目

よく想像する養子さんは、遊び人かクソがつくほどのまじめで陰の薄い人か、どちらかだと思います。
でも冨次郎さんは、違った!
よく遊びよく働く魅力ある人だったということです。
そのころからみかん(主に夏みかん)の移出業の組合に加わりました。
移出業とは、農家からあずかったみかんを、選果場で選別して、階級分けして、 箱詰めして市場に送るという仕事です。
その組合に一番最後に入ったんだけど、負けん気が強かったのと、商才があったので、 あれよあれよという間にその組合のトップになり、他の人が抜けて行ったこともあり、 古由としてその組合を運営するようになりました。
そのころは、夏みかんの買い付けは、山買いといってまだみかんがほんのちっちゃいころに その山ごと買い付けをして、目利きがよければ支払った価格の2倍も3倍も儲かったらしいです。
これで今の古由の土台ができました。
冨次郎さんが賢かったのは、昔はいくらいいものを持っていても配送手段がなければものを送ることができませんでした。
今みたいに流通が整備されていなかったので、配送手段を持っているものの勝ちだったのです。
その時の主な配送手段は貨車です。
その貨車で配送の整備を整えてしまった冨次郎さんは、この田舎ではやることが派手なので伝説になっているようです。
目立ちたがりだったので、全国のみかん屋を白浜に集めて、白浜の古賀の井を貸し切りにして、どんちゃん騒ぎを毎年してたようです(笑)

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三代目は『すぐやれ!失敗!すぐ撤退!』

三代目 3代目は古田芳一さんです。 非常に頭がよかったが、体が弱く、冨次郎さんがなくなるまで、 あまりまともに仕事をしてなかったように思います。
でも冨次郎さんが亡くなったら、いきなりわしが社長やと言い出し前線に躍り出てきました。
自分がえらい仕事(重労働)をしたことがないので、使われる身はたまったもんじゃありません。
言うことめちゃくちゃです。でもいいものも持ってました。
とにかくやることが早い。思いついたら早くやれと、やるまでヤイヤイ言う。
思いつきでやるもんやからまわりは大変!すぐやれ!失敗!すぐ撤退!こんな感じです。
でも失敗してもいいからとりあえず早くやる、失敗したらすぐやめて、 また次やるという考え方はいいと思うんだけど、まわりは大変やったやろなあ〜(笑)
この時代に法人化し、果物と野菜の卸売を始めました。
このころもまだ流通が整備されていなかったので、ものを持ってるものが勝ちでした。
例えば鳥取になしを買い付けに行って、帰ってきて、梨をトラックから下ろしてると 小売屋さんが集まってきて下ろしてる間に全部売れてしまった。
こんなこともよくあったようです。
このころからバナナの色付け加工を始めました。
(緑のバナナを部屋に入れて、温度と湿度とガスで黄色くする加工。)

このころはまだ小売屋さんがたくさんあったので、ほとんどの納品先は小さな小売屋さんでした。
スーパーは、まだ1,2店舗でした。 それがスーパーがだんだん増えてきて、それとともに小売屋さんがだんだん減ってきて、 いまでは90%以上がスーパーへの納品です。

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海のような広い心の四代目

四代目

 4代目は海のような大きな広い心を持った果物の味にうるさい人。
実は4代目の順一さんも一緒だけど仕入れするのが大好き!
だから果物の味には人一倍うるさいです。
どこか外食にいくと、いつも 「食える」か「うまない」しかいいません。
「食える」というのは「うまい」という意味だと思うけど。

以前ワインの試飲に営業マンが来たときに 社長が、このワインとこのワインは同じ畑のワインやな、 といった瞬間、すかさず営業マンが 「さすが社長!鋭利な舌をお持ちですねえ。」 というと、社長はもう上機嫌!
勢いでワイン50本も注文してしまった。
どうすんの〜、そんなに注文して?
(でもほとんど私が飲んでしまったけど。ごっちゃん〜。(笑))
でもそんな社長を私は尊敬しています。
あまり私にはごちゃごちゃ仕事のことをいいません。
自由に泳がしてくれています。
大きな心で見てくれているんだと思います。
いざという時は助けられるように 少し離れたとことから見てくれているような気がします。


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世界一フルーティーな男!五代目

五代目

そして五代目は私、古田芳章です。
大学を卒業するとき時代はバブル期、みんなは自分で企業を選び
自分が好む会社に就職していきました。

私は、果物屋を継ぐことになっていたので就職活動はせず、羨ましくみんなを見ていました。
和歌山に帰り、その後1年ほど大阪の中央市場に勤めました。
都会の生活が楽しくもっと大阪にいたかったのですが、実家の和歌山に帰ることになりました。

自分の息子と一緒に仕事ができて、両親は楽しそうでした。

和歌山のおいしい果物をもっとたくさんの人に届けたい!
それが私の想いです。

人はおいしいものをいただくと自然と笑顔になります。
笑顔はその人に幸せを運んできてくれると私は信じています。その笑顔を運ぶお手伝いが、古由青果の果物であってほしいのです。
五代目を任されることになった今、思うことは、やはりいつでもたゆまぬ努力と いつもご利用いただくお客様への感謝、そして五代目として 古由青果を受け継げることを心から感謝しています。

古由青果の果物があなたに幸せを運ぶお手伝いができたら、最高に幸せです。


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